レーシックとICLはどっちがいい?7つの違いを比較!それぞれのメリット・デメリット
メガネのわずらわしさやコンタクトレンズ装着時の不快感から解放される、視力矯正のためのレーシック手術。
そもそもレーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれるレーザー光線を照射して角膜を削り、近視・遠視・乱視といった目の屈折異常を矯正する手術のこと。
近年、矯正精度や安全性がより高まっており世界中で多くの人が受けています。
しかし、レーシックを検討している人にとって、術後どのくらいで普段の生活に戻れるかは気になるところではないでしょうか?
ここでは、レーシック手術後の行動がどこまで制限されるのか・スポーツを楽しむことは可能かについて紹介します。
レーシックについて正しく理解し、不安を解消しましょう。
Contents
角膜にフラップと呼ばれるフタを作って、その下方にレーザーを照射するレーシック手術。
レーザーで角膜を削ることで目の屈折力を変え、近視・遠視・乱視を矯正することができます。
通常はメガネやコンタクトによって角膜と水晶体が網膜にピントを結ぶよう調整するところ、レーザーで屈折力を変えて網膜にピントを結ぶよう調整するのがレーシック手術。
手術時間は10分程度で日帰りが可能なレーシックですが、術後の行動は制限されるのでしょうか?
レーシックとICLはどっちがいい?違いを比較!それぞれのメリット・デメリット
術後しばらくは角膜の強度が弱まった状態になり、フラップずれを起こすおそれがあります。
そのため、角膜に作ったフラップが安定するまで1・2週間は目に刺激を与えないよう注意が必要です。
手術後、家に帰ってからどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。
普段の生活で制限されることについて解説します。
手術後1・2週間で気をつけるべきこと
以上の点に気をつける必要があります。
洗顔時に目をこすらないようにしたり、パソコンの使用や車の運転を控えたりと、日常生活において何かと制限がかかると感じるかもしれません。
手術後、視力はゆっくり回復し安定していくので、焦らず十分に注意して過ごすようにしましょう。
また、処方された薬については用法・用量を守って服用し、術後の定期検診で医師に目の状態をチェックしてもらうことも大切です。
目の見え方がプレーの質に影響を及ぼすこともあるプロスポーツ選手。
レーシック手術を受け、裸眼でプレーしているプロ選手が多くいます。
プロでなくても、スポーツを楽しむ習慣のある人にとって、汗や砂埃を気にせず裸眼で思うままに体を動かせるのは大きなメリットでしょう。
ここではスポーツの大まかな種別に、レーシック後のスポーツが可能かどうかや、その際の注意点を紹介します。
一般的にレーシック手術後1週間〜1カ月経つと視力が安定します。
球技の中でも特に激しい動きをするサッカーや野球は、術後2週間経てば行うことが可能です。
ゴルフについては術後1週間から行える場合もあります。
いずれの球技においても上記は目安であり、術後の状態によっても変わってきますので、自己判断せず医師の判断の上で行うようにしましょう。
水泳やサーフィンなどのプールや海で行うスポーツは、一般的に術後1カ月は控えるようにしましょう。
術後1カ月の検診後、医師から始めてよいとの判断を受けてから再開が可能です。
その際はゴーグルを使用することが推奨されています。
水泳については、プールの塩素が角膜に刺激を与えて炎症を起こす可能性があるので、通常の水泳後と同じように、目を洗ったり、目薬を使用したりとケアを行うことが大切です。
ボクシングなどの衝撃が目にダイレクトに加わる可能性のあるスポーツは、そもそもレーシック手術が不向きであるといえます。
術後の視力に問題が起きる可能性があるためです。
視力回復手術には、リレックススマイルという少ない切開量で済む手術法があります。
角膜にフタ状のフラップを作らず、外からの衝撃に強いため格闘技系スポーツをする人も安心して受けることができるでしょう。
この手術の場合は、レーシックより視力の回復に時間がかかることもあり、術後しばらくはスポーツを控える必要があります。
医師とのカウンセリングや診察の際に相談してみましょう。
手術直後は視界がかすむことがあるものの、多くの人が翌日からはっきりと見えるようになるレーシック手術。
とはいえ、角膜に作ったフラップの接着が元に戻るには1ヶ月ほどの時間を要する場合があり、その間は目に直接の負担をかけない生活を送ることが大切です。
また、目のかすみがとれるのに時間がかかる人もおり、回復時期には個人差があります。
どのスポーツでも術後しばらくは控えるようにし、医師に回復の様子を診てもらいながら再開時期を判断しましょう。
軽い運動であれば術後2週間後から可能なため、身体がなまるのが心配という人はジョギングなど軽く汗をかく運動を行うのがおすすめ。
術後の行動について医師の指示を守ることが、今後の長く続く快適な裸眼生活につながります。
ほかに、レーシック手術を受けた後の日常生活で配慮をしなければいけないことがあります。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
レーシック手術後の流れや注意点は?スポーツやメイクの再開時期も
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、レーシック手術後にスポーツは可能かをご理解いただけたと思います。
安心してレーシックを任せられる眼科医院を選び、快適な裸眼の生活を送ってください。
安心LASIKネットワークでは、レーシックを安心して受けていただけるよう、眼科専門医による正しい情報を発信しています。
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【経歴】南青山アイクリニックの院長としてレーシックなどのレーザー屈折矯正手術に取り組み、症例数は16000症例を超える。22年の長期データを蓄積し、レーザー治療のプロフェッショナルである。